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政治×デジタルの基本用語集
■ 情報の伝わり方・心理
- エコーチェンバー 閉じた小部屋で音が反響するように、SNSで自分と似た意見の人ばかりをフォローした結果、自分の考えが「世の中の正解」だと確信してしまう現象。
- フィルターバブル アルゴリズムが「あなたが好きそうな情報」ばかりを表示するため、見たくない情報から隔離され、情報の泡(バブル)の中に閉じ込められてしまうこと。
- アテンション・エコノミー(関心経済) 人々の「注目(関心)」が経済的価値を持つという考え方。政治の世界でも、正しさより「目立つこと」が優先されがちな要因の一つ。
- ハロー効果 何か一つ目立つ特徴(例:ルックスが良い、有名企業出身)があると、それ以外の能力(例:政策立案能力)まで優れていると思い込んでしまう心理現象。
- サイレント・マジョリティ SNSで声を上げない「物言わぬ多数派」。SNSの盛り上がりだけを見ていると、この層の動向を見誤るリスクがある。
■ SNS・ネットの仕組み
- アルゴリズム SNSが「どの投稿を優先的に表示するか」を決める計算手順。これに好かれる(=インプレッションを稼ぐ)ことが、ネット戦略の第一歩となる。
- エンゲージメント 投稿に対する「いいね」「リプライ」「リポスト」などの反応のこと。単に見られるだけでなく、どれだけ有権者の心を動かしたかの指標になる。
- インフルエンサー 世間に大きな影響力を持つ人。政治家自身がインフルエンサー化するか、あるいは味方に付けるかが勝敗を分ける。
- インプレッション(表示回数) 投稿がユーザーの画面に表示された回数。これが多くても、中身が読まれているとは限らない点に注意が必要。
■ 選挙・広報の戦術
- 空中戦 テレビ、新聞、SNS、ネット広告など、広い範囲に向けて情報を拡散する戦い方。知名度アップに欠かせない。
- 地上戦(ドブ板) 戸別訪問、街頭演説、集会など、リアルな場で有権者と一人ひとり接触する戦い方。確実な票固めに必要。
- ターゲティング 「30代・子育て世代・共働き」のように、特定の属性を持つ層に絞ってメッセージや広告を届けること。
- マイクロターゲティング データ分析を駆使して、さらに細かく「特定の趣味や悩みを持つ個人」に近いレベルまでターゲットを絞り込む高度な手法。
- ネガティブ・キャンペーン 自分の良さを訴えるのではなく、相手候補の欠点やスキャンダルを攻撃して支持を落とそうとする手法。
■ 組織・テクノロジー
- オペレーショナル エクセレンス 業務の進め方が極めて洗練されており、無駄がなく、高い質で実行され続けている状態。選挙戦では事務や広報の「実行力」の差を指す。
- リテラシー 情報を正しく理解し、使いこなす能力。「ネットリテラシー」が低いと、デマの拡散や炎上の原因になる。
- ファクトチェック 流れている情報が事実かどうかを検証すること。フェイクニュース対策として現代の政治では必須の作業。
