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政治とSNSの良書

政治とSNSの良書 マーケティング
政治とSNSの良書

政治とSNS、ネット選挙、そしてそれらが民主主義に与える影響について、いくつかの切り口で良書を紹介します。

現在(2025年時点)の視点から、「最新の選挙戦術・実態」「フェイクニュースと心理」「日本での事例」の3つのカテゴリに分けて選書しました。

1. 選挙の裏側とアルゴリズムの正体(世界的な視点)

ポピュリズムの仕掛人――SNSで選挙はどのように操られているか

  • 著者: ジュリアーノ・ダ・エンポリ
  • 内容: 世界各地の選挙で、ポピュリスト政治家がいかにしてSNS上の「怒り」を増幅させ、票を集めているのかを描いたドキュメンタリー的な一冊。アルゴリズムを悪用して有権者の感情を操る「スピン・ドクター(選挙参謀)」たちの手口が生々しく描かれています。
  • おすすめの理由: 「なぜ極端な意見ばかりが拡散されるのか」というSNSの構造的な病理と、それを戦略的に利用する政治の裏側を知るのに最適です。

プロパガンダ――広告・政治宣伝のからくりを見抜く

  • 著者: アンソニー・プラトカニス、エリオット・アロンソン
  • 内容: 古典的な名著ですが、現代のSNS時代にも通じる「説得」と「操作」の心理学が解説されています。
  • おすすめの理由: SNS上の政治的メッセージがいかにして人の心を動かすか、心理学的なアプローチから深く理解したい場合に役立ちます。

2. 日本の「ネット選挙」と最新事例

SNS選挙という罠

  • 著者: 物江 潤
  • 内容: 2024年の兵庫県知事選などの事例を取り上げ、SNSが選挙結果にどのような劇的な影響を与えたのか、そしてそこに潜む危うさを分析しています。
  • おすすめの理由: 日本の直近の選挙事例に基づいているため、肌感覚として理解しやすく、今の日本の政治状況を考える上で非常にタイムリーな一冊です。

ネット選挙――解禁がもたらす日本社会の変容

  • 著者: 西田 亮介
  • 内容: 日本でネット選挙が解禁された当初の議論から、その後の変遷を社会学的に分析しています。
  • おすすめの理由: 日本におけるネット選挙の制度や歴史的背景、そして「動員」のメカニズムをアカデミックかつ冷静に整理したい場合におすすめです。

3. フェイクニュースとメディアリテラシー

信じてはいけない――民主主義を壊すフェイクニュースの正体

  • 著者: 平 和博(朝日新聞IT専門記者)
  • 内容: 誰が、何の目的でフェイクニュースを作り、どう拡散させるのか。トランプ大統領選などの事例を交え、テクノロジーとジャーナリズムの両面から解説しています。
  • おすすめの理由: 政治的な偽情報に騙されないための「守り方」を身につけるための入門書として優れています。

NHK「100分de名著」ブックス ル・ボン 群衆心理 「みんな」には騙されない

  • 著者: 武田 砂鉄(解説)
  • 内容: 19世紀の心理学者ル・ボンの古典『群衆心理』を、現代のネット社会・SNS社会に置き換えて読み解いています。
  • おすすめの理由: SNSで政治的な話題が「炎上」したり、特定の方向に世論が一気に流れたりする「空気」の正体を、群衆心理の観点から冷静に見つめ直すことができます。

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